目次
愛媛県内で派遣看護師や単発アルバイトで働いた体験談
松山市で勤務の経験談
39才女性「みかん」さん
キャリア:看護師10年のうち派遣3年
利用した派遣会社を教えてください
MCナースネット、アビリティセンター
その派遣会社に登録した際の手続き内容と必要書類、面接内容、面接時の雰囲気や印象などを教えて下さい。
MCナースネットはホームページから専用ページで履歴を作成後、高松支店の担当者から電話連絡があり、看護師免許のコピーを提出する。
その後、電話連絡があり現在扱っている仕事を紹介される。こちらから勤務日や勤務時間、仕事先、仕事内容を伝えると希望する施設が登録されたら、連絡があるとの事でした。
それまでの間に短期の仕事をしませんかと言われ、ディサービスや老人保健施設の仕事を紹介された。
担当者とは電話と書面のやり取りだけで、県内にオフィスが無いため、仕方ないと思う。
アビリティセンターは履歴書と看護師免許のコピーを松山市駅近くにあるオフィスに持参し、面接でなぜ派遣に登録しようと思ったか、勤務時間、勤務日の希望を聞かれる。3年前は派遣看護師の派遣がまだ無かった為、A41枚の文章をワードに打ちパソコンスキルを確認された。
派遣よりも転職支援に力を入れているようで、次の仕事先の希望を聞かれた時間が30分程あった。
受付のベルを鳴らすと女性が出てきて、名前と予約した際の担当者を伝えると小さなブースで待つよう言われる。お茶は出てこない。事務職の派遣を手掛けていたので医療には詳しくないと言われた。
その派遣会社に掲載してある求人内容はどんなものが多かったですか?
希望の勤務地と職種はすぐに見つかりましたか?
MCナースネットは松山市や伊予市にあるディサービスや老人保健施設で服薬確認、経管栄養の注入、吸引、褥瘡や創傷の処置を一人で行う内容だった。
看護教員を希望していたが、個人病院やディサービスや老人ホームの求人が多いので、就職先として考えてみませんかと言われる。最後まで希望する仕事の紹介は無かった。
アビリティセンターはイベントの救護やショッピングセンターの救護の為、週末や連休、お盆や年末年始のみ。
看護教員を希望していたが、面接までには1カ月、その後半年待ったが採用とも不採用とも分からず応募を辞退した。
実際に働くことになった病院や施設(科や仕事内容)について教えて下さい
ディサービスは血圧測定、体温測定、持参薬の確認。経管栄養の注入、服薬確認、体温、血圧の記録、痰の吸引、ガーゼ交換、軟膏塗布。
老人保健施設も同様だが、褥瘡の処置や経管栄養の方が多い。
イベントはダムの見学会、幼児向けイベント、ショッピングセンターの救護所で怪我や体調不良者の対応。救急箱にある薬で対応できる範囲内で、それ以上は救急車を要請し、救急隊員に引き継ぐ。
実際に働くことになった病院や施設での面接はどんな感じでしたか?
派遣会社のコーディネーターの同行やサポートはありましたか?
どちらの会社も実際働く際に コーディネーターは不在であった。MCナースネットは、仕事前に指示書が送付される。仕事内容や場所、責任者の氏名や必要物品が記載されている。
仕事先ご とに勤務時間管理表も同封される為、毎日、責任者のサインをもらう必要があり、最終日にひ施設側控えを施設責任者に渡し、会社控えを送付する必要があった。
アビリティセンターは電話で連絡があり、指示書が後から送られてくる。自分でアビリティセンターから来ましたと伝えて、担当者を確認する必要がある。
派遣で働く看護師が増えると、仕事内容に不安がある方と一緒に働きながら、コーディネーターの代わりに相談に乗り、担当者へ報告していた。
看護師免許の提出・提示の要求は有りましたか?
あった場合、派遣会社にですか?実際の勤務先にですか?
派遣会社から提出するよう言われた。
派遣で働きたい看護師の履歴書⇛志望動機や面接はどんな感じ?
看護師で働く名もなき人たちの職場探しエッセイ
サービス残業が無く、風通しの良い職場で患者さんと会話が出来る職場が理想
ドラマの中の看護師と現実の看護現場
私は看護師が主人公のドラマに魅せられ、この世界に飛び込んで来ました。
そしてドラマの様に患者さんとのコミュニケーションを楽しみながら、笑顔を振りまきながら、仕事が出来ると考えていました。
しかし実際の現場は忙しいの一言で、山積みの仕事を熟しながらも患者さんの体調に気を配り、急変があればそれに合わせた準備も行います。
たとえ退社時刻が来たとしても人命がかかっているのですから帰るわけにもいかず、遣り残した仕事を残業してこなすという毎日を過ごしていました。
経営陣からの不可解な賃金政策
ところがある時病院の経営方針で、残業代は事実上出せない代わりにボーナスで反映させるという事でした。
しかしボーナスが増えたという話は聞こえて来ません。
私と仲の良い看護師の一人と他人には聞こえない様に、職場を変える計画を練っていたのです。
転職活動開始
人材紹介業者に登録を既に済ませ、今度の非番の日に話を聞きに行く事にしたという旨の話を聞かされたので、流石に優秀な人は行動力が違うなと感嘆しながらも、私は内心焦っていました。
私も彼女に教えられた転職サイトに登録をしたのです。
そして、良質な案件の大半の場合は非公開であるので、人材紹介企業のコンサルタントに相談する事から始めるのが効果的であるという旨の内容が書かれていました。
頼りない先輩看護師たち
数日後、職場で転職サイトに登録した旨を報告をすると、なんと彼女はもう面接を受け入職が決まったというのです。
その後彼女が退職した後の職場は、スムーズに運営されていた仕事が患者さんのケアも含めてするべき事柄が滞りがちになって来ていました。
しかし先輩たちのフォローはしてくれずに、そのしわ寄せは私やその他の同僚に回って来て、ここに居ては身も心も、そしてモチベーションをキープ出来ないと悟り、転職活動を早めました。
転職するのは今しか無い
担当のコンサルタントに、転職先の希望要件は残業代がきちんと支払われる事と、風通しの良い組織で給料は、現状程度で良いという事を伝えたのです。
担当のコンサルタントに今の職場には居たくないけれども、自分に実力が足りないので転職する事に踏み切れないという事を打ち明けました。
するとコンサルタントは、それはこれからは自助努力を促進する必要があるとアドバイスを頂きました。
そしてコンサルタントは、あなたにぴったりの病院があるので紹介すると言われ、面接で退職した例の優秀な彼女の事を話し、自分も彼女の様な看護師になりたいと考えているとPRし、見事に入職出来ました。
派遣での働き方を選んだ看護師の話へ