目次
静岡県内で派遣看護師や単発アルバイトで働いた体験談
焼津市で勤務の経験談
33才女性「メルメル」さん
キャリア:正看護師6年、派遣3か月
利用した派遣会社を教えてください
アクタガワ
その派遣会社に登録した際の手続き内容と必要書類、面接内容、面接時の雰囲気や印象などを教えて下さい。
正直派遣は初めてだったので想像がつきませんでしたが、登録は名前や住所、連絡先とナース歴、働きたい場所や施設の詳細などを記入したと思います。
登録後すぐに担当の方から電話で連絡があり自宅近くで待ち合わせて面接してくださるとのことでした。
面接担当の方と待ち合わせした後、ファミリーレストランに行きこれまでの経緯を話しながら途中で履歴書や看護師資格の証明書のコピーを見せました。
面接というよりは雑談しながら私の意向を聞いてもらいいくつかの候補を見せてもらいながら相談するといった感じでした。
そうとう悪い印象でない限り派遣として雇ってくれるのかなと思うくらい全く面接時に厳しい印象はなく私も緊張することなく、ありのままの状況、希望を話すことができました。
私の場合は海外留学を控えていて、それまでの3か月のみ派遣の仕事をしたいというなんとも自分勝手な要望だったのですが、私の意向を快く受け入れてくださり、応援してくださいました。
来てくださった方はとても気さくでこの人ならいい場所を見つけてくれそうと思えるくらい頼れる印象がありました。コーヒーなどもおごってくださり、とても腰の低い方でした。
その派遣会社に掲載してある求人内容はどんなものが多かったですか?
希望の勤務地と職種はすぐに見つかりましたか?
事前に希望を伝えてあったので、3つほどその詳細のコピーを見せていただきました。
デイサービスが二つと養護施設でした。場所もすべて私が車で30分以内で通える範囲内で施設の様子も私の希望の範囲内でした。
ただ看護師として働くにしても総合病院以外の場所で働いたことがなかったので看護師一人勤務は少し怖かったので、そういった勤務体制がないか確認してもらった上でその3つのなかで決めてもらうようにしました。
そしたらあるデイサービスのみが好条件で残ったのでそこに連絡をとってもらい約数日でそのデイサービスで働くことが決まりました。
わたしの3か月のみという難しい条件にも関わらず思ったより早く受け入れて下さり驚きました。
実際に働くことになった病院や施設(科や仕事内容)について教えて下さい
私はデイサービスのみを行う施設に働くことになりました。
そこは主に5~6人のヘルパーさんが身の回りの世話をし、2人から3人のナースが一日利用者の全体を把握し指揮するといった感じでした。
利用者の方が朝来られたらバイタルチェックを行い、お風呂やシャワーに入る方の衣服の脱着衣をヘルパーの方とともに行い、お風呂から出た方で看護処置が必要な方のケアをしました。
リクレーションには時々は参加しましたが主にはヘルパーさんがやっていて、その間に昼の薬を出したり、食事が来たら食事介助、午後は利用者ごとの一日の様子をノートに書く作業を行いました。
実際に働くことになった病院や施設での面接はどんな感じでしたか?
派遣会社のコーディネーターの同行やサポートはありましたか?
面接という形ではなく働く前提での見学といった形でした。
面接のときの担当の方が見学時に同行してくださり、施設長の方の間に入り私の紹介を簡単にしてくださり、いい雰囲気を作ってくれ緊張もほぐれました。施設長がデイーサービス内を簡単に案内しながら説明してくださったり、その日働いていたナースの方に紹介してくださりいろんな業務の話を聞くこともできました。
施設長もとても腰の低い人で私が働いてくれるのならととてもウェルカムな印象を受けました。
見学が終わった後もただただ同行してこの場所をすすめるのではなく、ちゃんと私が本当に働きたい思ったのか確認してくださり、嫌だったら他を探せばいいからと言ってくださったり、自分のことのように対応してくださったのがありがたかったです。
看護師免許の提出・提示の要求は有りましたか?
あった場合、派遣会社にですか?実際の勤務先にですか?
派遣会社にです。
派遣で働きたい看護師の履歴書⇛志望動機や面接はどんな感じ?
看護師で働く名もなき人たちの職場探しエッセイ
看護師として自分らしく働くために
看護学校を卒業し、希望の病院に勤務できたものの…
無事に看護学校を卒業し、第一希望であった地元の病院に配属が決まり、看護師としての生活が始まりました。
待っていたのは予想以上にハードな生活でした。
夜勤と日勤を繰り返すうちに体のリズムが崩れ、自律神経失調症の症状が出始めました。
それでも常に人手不足な現場を休むことは難しく、疲れがとれない毎日。
更に、ベテランさんたちのグループと上手くなじむことができず、女性の職場特有の悩みにも突き当たりました。
相談したくても、同期は退職してしまい、精神的にも辛い日々が続きました。
ぼろぼろな私に彼が進めてくれた道
そうして、耐えるように3年ほど勤めたころ、あまりにも多忙な私の様子を見て、当時付き合っていた彼から転職を勧められました。
なんなら、結婚して家庭に入ってもいい、そう言ってくれた彼の優しさに後押しされ、退職を決意しました。
ただ、患者さんたちと接すること、医療に携わることは決して嫌ではなかった私は、同じ看護師として転職することに決めました。
インターネットで「看護師転職」といったキーワードで検索してみると、多数の転職支援サイトがヒットしたので、わたしの希望する地域に強いサイトにいくつか登録してみました。
転職サイトを使ってみて
特に便利だと感じたのは、勤務日数や時間といった条件で仕事を探すことができることです。
わたしは、彼と婚約、同棲を決めていたので、夜勤のできるだけ少ない、日勤中心で残業が少ない勤務体系を希望していました。
こんな条件でとってくれるところがあるのだろうか、と不安になりましたが、専門のアドバイザーさんが親身に相談に乗ってくれました。
また、過去の辛い経験なども相談したところ、それをふまえて私にぴったりな病院を、と探してくださったのです。
最初は不安でいっぱいでしたが、医療現場の人手不足もあり、無事にほぼ希望通りの病院に勤め先が決まったのです。
新たな職場で
前職とは、方向性の異なる科に配属になったため、最初の数カ月は覚えることがいっぱいでした。
それでも最初の職場とは違い、看護師みんなが仲良く、チームワークを重視する職場であったため、厳しくも暖かく指導をいただき、無事馴染むことができました。
夜勤は、シフト調整のための月数日のみとなり、悩んでいた体調不良も一気にどんどん回復していき、より仕事に打ち込めるようになったのです。
自分に合った働き方
現在、私は彼と結婚し、家庭を持ちました。
もし子供ができたら、産休もとらなくてはならないし、勤務時間も減らさなくてはならなくなるでしょう。
そうなったら、また、自分の希望する条件のところを探そうと思っています。
そう前向きに思えるのも、今の職場でいきいき働けているから。
勇気を出して転職の一歩を踏み出せて、本当に良かったです。
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