※この県での体験談はただいま募集中です。
集まり次第、掲載いたします。
目次
看護師で働く名もなき人たちの職場探しエッセイ
看護師としての転職経験
結婚後、看護学校に入学
私は結婚してから看護学校に通い始めたという、看護師としては珍しい経歴を持っています。
理由は主人の仕事が不安定だったためで、現在は安定した職に就いている主人ですが、結婚当初は私が家計を支えるために専門職のほうがよいだろうと、看護学校に通って看護師資格をとりました。
看護学校には奨学金制度があり、幸いにもそれを利用することができました。
卒業後は奨学金を出してくれた医療機関で働くことが条件だったので、就職活動はせずに、奨学金を出してくれた卒業後5年間勤務しました。
より高い専門性を求めて転職
勤務していくうちに、看護師の仕事に向いていると感じた私は、もっとキャリアアップしたくなりました。
特に子どもの看護に興味を持っていたので、近隣の子ども対象の病院へ転職を考えるようになりました。
インターネットで情報収集すると、病院のホームページに採用関係の項目があり、定期的に看護師求人が出ていることがわかったので、次に募集があれば応募してみようと考えていました。
そして新年度が始まる前に、ついに待っていた募集が出たのです。
当時の上司に相談すると引きとめられましたが、主人が応援してくれていたので、思い切って募集が出た時に応募して採用が決まりました。
子ども看護を極めたいという思いを強く語ったのが良かったのかもしれません。
すぐに採用が決まって、とてもうれしかったです。
当時の上司に何度も考えを話すと理解してくれて、元の職場も円満に退職することができて、現在はその子ども専門の病院に勤務しています。
夜勤もあり、体力的には大変ですが、子ども専門の病院で子ども看護のスペシャリストも多く、学ぶことが多い日々です。
あらかじめ質問を想定する
現在は子ども病院に勤務して3年目ですが、私も30代半ばとなり、年齢的に出産を考える時期なので、これから妊娠出産ということも考えています。
転職するときも、妊娠や出産について面接で質問がありました。
私の条件では、既婚であることや年齢を考えると、採用側としては当然知りたい事だろうと思ってあらかじめ答えを用意していました。
現在勤務している子ども病院には、既婚で子育て中の職員がたくさんいます。
院内保育所もあり、育児休業制度を利用して復帰している職員もいるので前例はたくさんあることを調べていたのです。
転職するときには、自分自身の条件を客観的に見て、採用側が知りたいことをあらかじめ予測して、答えを用意しておくと良いかもしれません。
福利厚生や待遇を調べていく過程で、その医療機関の姿勢やポリシーも見えてきますし、求められる人材像も分かってくるという利点もあると思います。
看護師になってよかった
現在は、夜勤もある忙しい毎日ですがとても充実しています。
看護師を目指した理由は生活を支えるためでしたが、実際に仕事をしてみると想像以上に自分に向いていて、一生の仕事としてこれからもずっと働いていきたいと考えています。
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