普通に生活をしている中、潜在看護師が意外に多いことに気がつきます。
結婚や出産で一時的に職場を離れているという方もいるかもしれませんが、様々な事情で看護師として働くことを断念したと言う方も多くいます。
職場の雰囲気に馴染めなかった、人間関係が悪化して働くことが困難になったなどの理由もありますが、そうした潜在的な看護師を看護師として復帰させようと作られたのが派遣看護師になります。
多くの元看護師の離職の原因になっている人間関係ですが、派遣看護師であれば考えているよりも遥かにいい環境で働くことが出来ます。
職場のイジメや待遇の悪さは派遣を通して苦情を申し立てることが出来ますし、改善されなければ契約を解除して他の職場へ変更すると言う事も出来ます。
単発の仕事などもあり、ちょっとしたお小遣い稼ぎ感覚で働く方も多くいます。
非常に利便性の高いシステムですが、派遣登録をし、病院との面通しの際にある程度の会話をすることになります。
その際、何故、正規の雇用ではなく、派遣を選んだのかと言ったことを聞かれることもあります。
いわゆる、派遣看護師として働きたいと思った志望動機です。
ほとんどの場合、事前に派遣スタッフとの打ち合わせなどをし、面接の際もスタッフが同行しているため、ある程度のフォローをしてもらうことが出来ます。
過去に受けた職場でのイジメなどが原因で派遣看護師として働くことを選んだというのも大きな理由の一つでしょう。
病院側としても、そうした事情も理由の一つであると認識はしています。
また、育児や家庭環境によっては正規で働くことが難しいという方がいる事も分かっているため、志望動機に関して採用不採用が決定するということは、よほどの事がない限りはありません。
そのため、病院側へ伝えておかなければならない事は、その際にしっかりと伝えて置くことが大切です。
むしろ、派遣看護師は気が楽だからなどの安易な理由を話してしまったり、何となくなど曖昧な答えを出せば、NGが出てしまう可能性は高くなります。