ももたんです。今回は派遣で電話保健指導の仕事をした体験についてお話していこうと思います。
担当:ももたん
電話保健指導の仕事内容
他の仕事は単発派遣だったのですが、保健指導は唯一、紹介派遣だったものです。そして、唯一、出産後に派遣会社から紹介してもらった仕事でもあります。
紹介派遣といっても、派遣期間終了後に正社員という扱いはなく、完全出来高性だったので、また別の派遣で働いているような感覚でした。
出産後、子供も小さくて、保育園に行かせるのもかわいそうで仕事も出来ない頃に、派遣会社の人からお仕事紹介のメールがきました。
シフトを入れていなくてもお仕事紹介のメールが時々届いていたのですが、電話相談なら子供がいてもできるのかなと思い、派遣会社に連絡を入れてみました。
相手の会社の方と派遣会社の担当さんがわざわざ家の近くのファミレスまで来てくださって、こちらは子供を抱っこしながら面接が出来ました。
利用者さんと関わるのは半年間。利用者さんは毎日食事内容や運動やコメント入力をしてくれているので、1週間~2週間ごとに入力した食事内容や運動についてのアドバイスを入力したり、月1回の電話指導をします。
担当は何人持ってもよかったですが、まずは6人からはじめました。
利用者さんごとに基本情報、指導目標や前回からの改善点、指導内容、次回の目標などを入力するフォーマットがあるため、電話の前後に入力します。
会社にいる時や家にいる時など利用者さんによって電話の希望時間があるので、それに合わせて電話を入れます。
通話時間は大体10~20分ほどで、電話代は後払いですが全額支給。シュレッダー購入が義務づけられていますが、それも領収書を提出すると全額出してもらえます。
電話くらいでは変わらないだろうと思っていましたが、利用者さんはみんな指導に合わせてがんばってくれて、体重が減ったり、検査データが改善したりしてくれました。担当制なのでやりがいがありました。
保健指導に向いている人、注意点
保健指導は看護師でも出来ますが、私は保健師資格も持っているので、それも採用側としては重要視していたと思います。
とはいえ、保健師で働いたことはないですし、利用者は高血圧・高脂血症・糖尿病予備軍の方ばかりなので、外来で働いている時に糖尿病の方に指導をしていたことの方が役立ちました。
今までに保健指導経験がある方がやりやすいと思いますが、なくても指導に役立つ情報や知識を勉強してからのぞめば出来ると思います。相手に共感してお話を進めていける方が向いていると思います。
あとは、短時間で話すので、いかに相手に話を脱線させないか、あとはいかに情報を会話に入れ込むか、いかに強制的な感じを出さずにやる気を出させるかが重要です。
そして、子供がいてもできるかについてなのですが、私がこの仕事を継続しなかったのは、表向きは主人の転勤のせいで途中で穴が開く可能性があったためなのですが、本当のところは電話の途中で子供が泣いてしまったり、しゃべってしまったりして、ごまかしながら指導するのがしんどかったからです。
お子さんがいる方もできますし、家で出来るのはすごくいいのですが、子供が幼稚園に行っている間などを利用してやるのが本来のやり方で、協力者がいない限り、1歳前後の子が家にいて電話するのは結構面倒です。
単価も安いので、これだけで稼ぎたいとなると、かなり人数を稼がないといけないので、小さい子供が家にいる場合はますます無理だと思います。